ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない|第1話(1巻)ネタバレと感想・考察

この記事では、漫画『ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない』1話の

  • ネタバレあらすじ
  • 気になったところの解説・感想
  • 今後のストーリー予想・考察

を紹介しています。

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目次

ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない
【第1話】前半ネタバレ

目覚めるとゾンビだらけの世界になっていた

マンションの自宅で

ゾンビとなって街をさまよう夢を見ていた、25歳の元サラリーマン「武村雄介(たけむら ゆうすけ)」

肉が削げ落ち、土気色の肌をした自分の顔が思い浮かんだところで、夢から目が覚めた。

「!!」

「はぁ…はぁ…」

「なんだよクソ…」

おかしな夢を見てしまったと悪態をつきながら、手についた歯形をみて、先日の出来事を思い出す。

3日前。雄介は、外出時に見知らぬオッサンから噛みつかれた。
それから熱を出して倒れ、今日までずっと眠ってしまっていたのだ。

「会社は潰れるし転職活動もやる気出ねーし…」
「あいつ(雄介を噛んだオッサン)、異常者として捕まってねーかな」

不運な出来事にぼやきながら、何気なくスマホを見る雄介。

「…ん?なんだこれ」
「ゾンビ…?」

スマホには「世界中の人々がゾンビ化している」というニュース記事がいくつも表示されていた。

「!?」

マンションのバルコニーから街の様子を確認する雄介。

街はすでに荒廃し、ゾンビ化した人々がさまよう場所となっていた。

情報収集のためにマンションの各部屋を回る

マンションの廊下で

情報収集のため、マンションの各部屋を周り、他の住人を探す雄介。

(…反応なし)
(鍵もかかってる。ここも留守か)

一人くらい残っていないかと思いつつ、次の部屋のドアノブを回すと…開いた。

部屋のプレートには
【503】
【KUROSE】

黒瀬の部屋に入る

声をかけながら部屋に入る雄介。

「すいませーん。誰かいませんかー」
「あ、この部屋って確かOLの…」

すると、黒髪の若い女性が黙って姿を現した。

「く、黒瀬さん…!」

雄介は話しかけるが、黒瀬は黙ったまま玄関ドアへ進む。

しかし黒瀬はドアを開けるでもなく、うつろな目をしてドアをカリカリと引っ掻くだけ。

「黒瀬さん?何してるんですか…?」

雄介はまさかと思いつつ、黒瀬の額に手を当てた。

「冷たッ…!?」

体温が低く、脈もなく、呼吸もない。

「これじゃあまるで…」

ゾンビじゃないか、という言葉を飲み込む雄介。

マンションの廊下へ

とりあえず自分の部屋へ戻ろうと、マンションの廊下へ出ると

「うわ!?」

そこには、明らかにゾンビ化した男性が立っていた。

ギョロっとした目で雄介を見る男性ゾンビ。

雄介は襲われるのかと思い、ドキドキとしながら座り込んでしまう。

しかし。

男性ゾンビは向きを変え、フラフラと廊下を歩いて行った。

「……あれ?」

生存者の親子(母親と娘)に出会う

マンションの自宅

部屋に戻り、ゾンビについて調べた雄介。

「やっぱり人を襲うとしか書いてないな…」
(じゃあどうして俺は襲われなかったんだ?)

雄介は悩んでても仕方ないと思い、探索のため外へ出る。

マンションの廊下

マンションの廊下を歩いていると、とある部屋のドアを叩いている数人のゾンビたちを見つける。

スルーして通り過ぎようとした雄介だったが、その部屋から「ヒッ…!!」という悲鳴が。

(生存者!)
「だいじょうぶですか?」

雄介が声をかけると、部屋の中から助けを求める声が。

「たっ…助けてください!」
「(ゾンビたちが)外に張り付いててずっと出られなくて…!」

雄介は廊下にあった消火器をゾンビに投げつける。
しかし、やはりゾンビは雄介に見向きもしない。

それならばと、雄介はゾンビたちを直接引きずって玄関ドアから引き離す。

ネットの情報では、ゾンビは頭部を潰せば動かなくなるらしい。
自分の手で頭を潰すのは抵抗がある雄介は、ゾンビたちをマンションの階下へと放り投げていった。

「もう大丈夫ですよー」
「あいつらいなくなりましたからー!」

雄介が声をかけると、出てきたのは母親と小学生ぐらいの娘。

母親はお礼を言いながら、雄介に尋ねる。

「あの…この辺りは安全になったんでしょうか」

「一時期酷かったみたいですけど今は大丈夫じゃないですかね?」

雄介はゾンビが自分には襲ってこないため、何気なく答えた。

それを聞いた母親は、娘と一緒に避難所(近くの小学校)へ向かおうとする。
どうやらその避難所で夫と待ち合わせることになっていたらしい。

母親はまだ不安なのか、雄介に

「よかったら一緒に行きませんか?」と声をかけた。

「あぁ…別にいいですけど」
(正直あんまり関わりたくないんだよなー…)

雄介は心の中ではしぶしぶながらも、その親子と同行することにした。

避難所へ向かう3人だが…

マンションの出口へ向かって歩く雄介と、親子(母親と娘)

ゾンビがまだいるのではと不安がる母親だが、雄介は楽観的に答える。

「でも襲ってはこないですよ、うろついてはいるけど」
「近づいても平気でしたし」
「ゾンビが襲ってるとこ見たことあります?」

「いえ…」
母親もゾンビが人を襲うところを見たことがないようだ。

マンションの出口

マンションの出口へ着いた3人。
そこには、クチャクチャと何かを食べている複数のゾンビがいた。

ゾンビたちは一斉にギュルンッと首を回して雄介と親子を見ると、襲いかかってきた。

「ヒィ!!!」
「逃げろ!! 早く!」

必死でマンションに引き返し、追いかけてくるゾンビたちから逃げる3人。

(ゾンビって遅いんじゃねーのかよ!!)

焦りながら階段を登っていた雄介は、つまづいて転んでしまう。
顔を上げると、そこには

「だずっ」
「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」

何人ものゾンビに捕まり、噛みつかれ、悲鳴を上げている母親。
そして同じくゾンビたちに噛みつかれながら、絶望の表情をしている娘。

ブチブチ
「あ”っ」
ゴキン
グチャ…グチャ

雄介は、母親と娘が喰われている様子をなすすべなく見ていることしか出来なかった。

「え…?」

ようやく雄介は理解する。

【ゾンビが人を襲わないワケではない】
【ゾンビのあふれたこの世界で…】
【俺だけが 襲われない】

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ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない
【第1話】後半ネタバレ

ゾンビ化したOL「黒瀬」の体を調べる

マンションに戻り、OL「黒瀬」の部屋でゾンビについて検討する雄介。

ゾンビ化した黒瀬をベッドに縛りつけ、念のため噛みつかないように口かせもつけている。

23歳の新人OLだった黒瀬時子(くろせときこ)
近くに様子を見に来る家族や友人はいないらしい。

以前、マンションの廊下ですれ違った時はおどおどして陰気な女だったため、雄介も興味を持っていなかった。

しかしベッドの上で横たわる黒瀬の体に興味を持った雄介は、その服を脱がせはじめる。

黒瀬の大きな胸に顔を埋め、心が落ち着くのを感じる雄介。

「……」

雄介はふと気になり、黒瀬の体を調べ始める。

黒瀬の体には噛まれた跡がなく、臭いもない。
他のゾンビとは違い、きれいな体のままゾンビ化しているようだ。

雄介は、半裸の黒瀬を見て思わずムラムラしてしまう。

「ヤッたら感染したりすんのかな…」

そう考えるも、その時はその時だと思いなおし、雄介は黒瀬を犯しはじめる。

行為の途中、ついさっき目の前でゾンビに喰われて死んでいった親子が脳裏に浮かぶ。

助けを求めてきた親子を死なせてしまった責任を感じつつも、どうしようもなかった状況を思い出す。

「俺に…できることなんてねえよ…」
「死ぬなら勝手に死ね!!」

荒れた気分のまま黒瀬を犯していた雄介は、黒瀬にじっと見つめられていたことに気づき、そのままイった。

避難所の小学校から見えた【SOS】

雄介はバイクに乗って避難所の小学校までやってきた。

「ここが避難所…ダメそうだなぁ」

校庭にはゾンビがあふれ、校舎内もゾンビに襲われた跡が残っている。

ふと、校舎の窓から外を見た雄介は、向かいのスーパーマーケットの屋上から

【SOS】

という垂れ幕が掛かっているのを見つける。

「SOS…?生存者か…!?」

スーパーマーケットの生存者

雄介はスーパーマーケットに入り、1階・2階と探索するが、ゾンビしかいない。

3階へ行く階段はシャッターが閉まっていたため、バックヤードに向かってみる。

バックヤードにあったエレベーターで別の階へ移動すると

「…」

そこには生存者の男の子がいた。
しかし黙って去ってしまう。

「おいっ。おいボウズ…」

追いかける雄介。
そして見つけたのは、さっきの男の子に加えて、同い年ぐらいの男兄弟と

姉らしき女子高生だった。

「…っ!!」

女子高生は雄介に驚き、2人の弟を守ろうと警戒する。

雄介は自分は怪しいもんじゃないと話しかけつつ、友好的に告げた。

えーっと」
「ごはん食べる?」

ここで1話が終了です。

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ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない
【第1話】感想と考察

主人公の武村雄介、いい性格してますね。

良い意味でゾンビものの主人公っぽくないというか、やや欲望に忠実なところが親近感が湧きます。

目が覚めたら世界ががゾンビ化していたなんて、普通だったら絶望するところです。
しかし雄介のように「自分だけ襲われない」という状況だったら、楽観的になってしまうのもわかる気がします。

なぜ武村雄介だけゾンビに襲われないのか?

他の人はゾンビに襲われるのに、武村雄介だけが襲われない。

この作品のキモとも言える謎ですね。

考えられる理由としては

  • オッサンに噛まれたせいで雄介はすでにゾンビ化している?
  • 他のゾンビたちから「同じゾンビ」だと認識されているので、襲われない?

といったところでしょうか?

ゾンビ化しているのに思考力も新陳代謝なども失われず、人間そのものの体を保っているとか?

ゾンビが何をもって人間とゾンビを判別しているのかわかりませんが、少なくとも体温や臭いといった単純なものではなさそうですね。

OLの黒瀬時子はなぜ他のゾンビと違うのか?

雄介と同じマンションに住んでいた新人OLの黒瀬時子は、他のゾンビのように体が腐っていません。

雄介が黒瀬が体を調べたところ、体には噛まれた跡がなく、臭いもないとのこと。

また、うつろな目をしているものの、どこか意志が残っているような感じがあるのも興味深いですね。

自分の部屋でゾンビ化してから、まだ雄介以外の人間に出会ってはいないようです。
雄介に対して何の抵抗もせず、されるがままになっていますが、今後どのような行動を取るのか気になります。

この世界の最初のゾンビはどうやって生まれたのか?

雄介が黒瀬の体を調べた際に「初期の罹患者か?」と疑問に思っていましたが、そもそもこの世界のゾンビはどうやって発生したのか。

ゾンビもの作品でよくあるのは

  • 微生物やウイルスの研究所から突然変異種が生まれ、動物やヒトに感染してゾンビが生まれた

というもの。

そう思って「ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない」1話を読み返したところ、雄介が見たスマホのニュース記事に

「…重体 感染止まらず」
「死んだ人間が蘇る?」
「…型ウイルスが発生し、死亡…」

といった文章がありました。

どうやら、ウイルス感染によって生まれるゾンビのようですね。
しかも「死んだ人間が蘇る?」という、気になる文章もありました。

この辺りの謎もストーリーが進むにつれて解明されていくのでしょう。


以上、ゾンビのあふれた世界で俺だけが襲われない|第1話(1巻)ネタバレと感想・考察 でした。

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